あなたは今、「トイレのドアが開かない!」とお困りではありませんか?
突然トイレのドアが開かなくなると慌ててしまいますし、不便ですよね。
また、トイレのドアが開かなくなったとき、緊急を要することもありますので、すぐにでも解決しなければなりません。
しかし、業者に作業を依頼する場合、適切な費用相場について知っておかないと、ぼったくり被害に遭う可能性があります。
数万円~数十万円など、場合によって高額な損害になるかもしれません。
そこで、今回はトイレのドアが開かないときの、「鍵・ドアノブの開け方」や、業者に修理・交換などの作業を依頼した場合の費用相場についてご紹介します。
緊急事態を回避し、かつ金銭的な損をしないためにも、このページをしっかりと読んでおいてください。
目次
トイレのドアが開かない原因
トイレのドアが開かない原因は、一つではありません。
トイレのドアが開かない原因として、いくつか考えられるものがあります。
具体的な原因については、次からの内容を参考にしてみてください。
シリンダーやラッチなどの部品が錆びている
シリンダーやラッチなど、ドアの開閉に必要な部品が錆びていると、トイレのドアが開かなくなってしまうことがあります。
部品が錆びていることによって正常に動作せず、「動きが鈍くなる」「固くなって動かなくなる」などのトラブルが発生します。
トイレのドアの部品を長年使っていたり、交換・修理をしたことがない場合は、トイレのドアが開かない原因が「錆び」である可能性が考えられるでしょう。
なお、ドアノブや鍵を交換する場合は、それぞれ施工費用として1~2万円、部品代に1,000~2万円がかかりますので注意してください。
ドアノブや鍵が壊れている
トイレのドアノブや鍵が壊れていることでも、トイレのドアが開かなくなることがあります。
例えば「ドアノブを回しても空回りする」「鍵が回らない」などの場合は、ドアノブや鍵の故障が原因となっているかもしれません。
また、鍵やドアノブの状態によっては、修理ができず対処が「交換のみ」となる場合もあります。
もし、鍵やドアノブを交換する場合、費用は1~2万円(+部品)がかかりますので、頭に入れておきましょう。
建物が歪んでいる
何らかの原因で建物が歪んでいる場合、トイレのドアとドア枠も歪んでいる可能性が高く、正常に開閉することができなくなってしまいます。
建物が歪む原因は様々ですが「地震」「経年劣化」などによるものが多く見られます。
トイレのドアが開かない原因が「建物の歪み」である場合、ドア枠のリフォームだけでなく、建物の傾きを正常に戻す大規模な工事が必要となるかもしれません。
ドア枠+ドアのリフォームだけなら10~15万円程度で済みますが、建物全体に及ぶ大規模な工事となると200万~500万円近くの費用がかかります。
トイレの鍵・ドアノブが開かないときの対処法
トイレの鍵やドアノブが開かないときは、すぐにできる対処法がいくつかあります。
まずは、下記をご覧ください。
- 鍵が開かない場合、非常開錠装置を回す
- ドアノブが開かない場合、ラッチを直接操作する
- 針金ハンガーでドアを開ける
上記の対処法について、詳しく解説します。
鍵が開かない場合、非常開錠装置を回す
鍵が開かない場合は、非常開錠装置を回しましょう。
非常開錠装置とは、ドアノブにある「-」の形をしたくぼみのことです。
必要な道具と、非常開錠装置の回し方については下記をご覧ください。
必要な道具
- マイナスドライバー
- コイン(マイナスドライバーがない場合)
手順
- 非常開錠装置にマイナスドライバー(もしくはコイン)を差し込む
- マイナスドライバーを回す
- ドアノブを回してドアを開ける
非常開錠装置を回す際、使用するのは「細くて薄いもの」であればなんでもかまいません。
上記でご紹介した「マイナスドライバー」「コイン」は一例ですので、他のものでも代用できます。
ドアノブが開かない場合、ラッチを直接操作する
ドアノブが開かない場合は、ラッチを直接操作することで開けられるようになります。
ラッチを直接操作するために必要な道具と、手順についてご紹介します。
必要な道具
- マイナスドライバー
- 硬めのカード(マイナスドライバーがない場合)
手順
- マイナスドライバー(もしくは硬めのカード)をドアノブ横のドアとドア枠の間に差し込む
- ラッチを引っ込めるイメージで直接操作する
- ラッチが引っ込んだ状態を維持したままドアを開ける
鍵がかかっていないのであれば、ラッチを引っ込めればドアが開きます。
ドアとドア枠の間に入るマイナスドライバーやカード類などのような「薄くて硬いもの」を使用し、直接ラッチを操作してください。
針金ハンガーでドアを開ける
トイレのドアやドアノブが開かないとき、針金ハンガーを使用して解決することができます。
詳しい手順などについては、下記を参考にしてみてください。
必要な道具
- 針金ハンガー
手順
- 針金ハンガーのフック側をラッチの上部に差し込む
- 針金ハンガーを下に下げる
- ラッチが引っ込んだのを確認しドアを開ける
細い形状をした針金ハンバーは、ドアとドア枠の間に差し込みやすいので、鍵を直接操作することができます。
トイレのドアが開かない場合は、針金ハンガーを使えば開けられることがあるので試してみてください。
トイレの鍵・ドアノブの修理を業者に依頼する場合の費用相場
トイレの鍵・ドアノブ修理を業者に依頼する場合は、費用相場を把握したうえで作業をお願いしないと、「予想していたよりも修理費用が高額だった」と驚くことになるかもしれません。
トイレの鍵とドアノブの修理費用について、それぞれの相場をご紹介します。
作業内容 | 費用相場 |
---|---|
開錠 | 8,000~2万円 |
修理 | 8,000~2万円 |
交換 | 1万~2万円(+部品費用) |
作業内容 | 費用相場 |
---|---|
開錠 | 8,000~2万円 |
修理 | 8,000~2万円 |
交換 | 1万~2万円(+部品費用) |
トイレの鍵、ドアノブともに開錠や修理、交換などの費用はほぼ同じ相場となっています。
しかし、業者の料金設定や修理・交換箇所、交換する部品などによって料金が変動しますので注意してください。
トイレのドアが開かなくなったら業者に修理を依頼しよう
トイレのドアが開かなくなったら、業者に修理を依頼しましょう。
トイレのドアが開かなくなったとき、自分で対処することはできます。
しかし、「ドアを開くまでに時間がかかる」「鍵やドアノブを壊してしまう」などの問題が起こらないとも限りません。
業者に相談すれば、すぐに駆けつけてくれますし、プロがスピーディーにトイレのドアのトラブルを解決してくれます。
トイレのドアが開かなくなったら、むやみに自分で対処せずに、業者に依頼することが大切です。
まとめ
このページでは、トイレのドアが開かなくなったときの原因や対処法、業者に依頼した場合の費用相場について解説しました。
トイレのドアが開かなくなったとき、とても慌ててしまうものです。
そんな時はまず落ち着いて、このページに記載している手順を参考にドアを開けてみてください。
しかし、その際に少しでも不安を感じたら、無理に自分で作業せずに鍵業者に依頼することをオススメします。