鍵穴に挿した鍵が抜けずに、困っていませんか?
鍵にも寿命があり、およそ10年程度だと考えられています。
より複雑な形状をしているものだと寿命はさらに短く、抜けなくなってしまうことも少なくありません。
鍵が抜けない場合は、すぐに試せる対処法がある一方で、絶対にやってはいけないこともあります。
やるべきこととやってはいけないことの両方を理解して、鍵のトラブルにスムーズに対処しましょう。
目次
鍵が抜けない時にできる3つの対処法
自宅の鍵が抜けなくなった際にまず試したいのは、次の3つの方法です。
- 小刻みに鍵を揺らすように動かしてみる
- 挿している鍵が合っているか確認する
- 掃除機やエアダスターで鍵穴内部のゴミを取り除く
どれかひとつを試すだけでなく、それぞれ行うことで抜ける確率はより高くなります。
1. 小刻みに鍵を揺らすように動かしてみる
鍵が抜けないときは、力を入れすぎないように注意しながら、鍵を小刻みに揺らすように動かしてみましょう。
劣化した鍵はすり減っていることが多く、鍵穴とうまくかみ合わないことで抜けなくなっている場合があります。
その場合、上下左右に揺らすことで鍵穴とかみ合う可能性があり、このタイミングでゆっくり引き抜くと、スムーズに鍵が抜けることがあります。
鍵穴によって形状は異なるため、上下左右の全方向で揺らしてみることが大切です。
このときあまり強く揺らしすぎると、鍵や鍵穴を劣化させてしまい、より悪い事態を招くこともあるため注意しなければなりません。
コツは揺らしながら引き抜くことで、小さく動かし続けてゆっくり力を加えれば、鍵や鍵穴を傷めずに引き抜きやすいです。
2. 挿している鍵が合っているか確認する
そもそも今挿している鍵が、本当にその鍵穴に合うものかも確認しましょう。
違う鍵でも形状が似ていると鍵穴に入ることはあるため、挿せているからといって正しい鍵とは限りません。
形状が似ているものを複数持っていると間違えてしまう可能性もあるのです。
特に家の鍵同士や車の鍵同士など、同じ種類の鍵の場合は似ているものが多いため、暗いところだと正しく判別できない場合もあります。
挿している鍵を確認して、間違っている場合はできるだけ力を入れないようにして、ゆっくり引き抜かなければなりません。
違う鍵を強引に挿して回してしまうと、鍵が折れてしまう危険性があります。
挿せたのなら抜くことも可能なため、折れないように慎重に引き抜くことが大切です。
3. 掃除機やエアダスターで鍵穴内部のゴミを取り除く
ひとまず鍵が抜けたら、鍵穴内部のゴミを取り除いて、次回以降は抜けなくならないように対処することも大切です。
鍵穴内部の掃除は、掃除機やエアダスター、空気入れなどで行いましょう。
鍵穴に掃除機のノズルを当てて吸引したり、内部に空気を入れたりすることで、ゴミを取り除くことができます。
鍵穴内部は目に見えない部分のため、なかなか掃除できていないことも多く、どれくらいゴミがたまっているかも分かりづらいです。
そのため掃除せずに放置している人が多く、ゴミが原因となって鍵の抜き差しがしづらくなっている可能性も高いです。
時間の経過によってゴミはたまっていくため、寿命による鍵の劣化を疑う際には、同時に鍵穴内部にゴミが詰まっていないかも確認してみましょう。
鍵が抜けない時に絶対にやってはいけないこと
挿し込んだ鍵が抜けないと慌ててしまうことが多く、間違った行動をしてしまうこともあります。
鍵が抜けないときにやってはいけないNG行動は、次の3つが挙げられます。
- 強い力で無理に抜こうとする
- 鍵穴専用以外のオイルを入れる
- 針金やマチ針、爪楊枝などを入れる
これらを行うと最悪の場合は鍵や鍵穴が故障して、修理や交換が必要になってしまう場合があります。
強い力で無理に抜こうとする
鍵が抜けなくなったときには、力を込めて引き抜こうとする人が多いのですが、これは絶対にやってはいけません。
鍵の抜き差しは、鍵穴とのかみ合いによって行われており、抜けないということは正しくかみ合っていないということです。
かみ合っていない状態で無理に抜こうとすると、鍵穴が壊れたり、鍵自体が折れたりする可能性があります。
鍵や鍵穴が故障すると修理や交換が必要となり、ただ抜いてもらうだけよりも時間とお金がかかります。
鍵はその構造から、力を込めると抜けるというものではないため、抜けない場合に試行錯誤する際は、力を入れないように注意してくださいね。
鍵穴にかみ合いさえすれば、力を入れなくても抜けます。
力を入れて無理に抜こうとして、余計な被害を出さないようにしましょう。
鍵穴専用以外のオイルを入れる
劣化によって鍵が抜けづらくなる理由として、鍵穴の滑りが悪くなっていることが挙げられます。
そのため滑りをよくするためにオイルを入れようと考える人も多いのですが、専用のもの以外を使用するのはNGです。
サラダ油や自転車で使用する潤滑油を使うと、滑りがよくなって抜ける場合があります。
しかし専用のもの以外だと鍵穴との相性が悪く、抜けたあとに鍵穴の劣化を招いてしまう可能性が高いです。
さらにオイルを使用することでゴミがたまりやすくなったり、内部で固まって詰まったり、錆を発生させたりすることもあります。
専用のオイルや潤滑油が販売されていることからもわかるように、ほかのもので代用するのは危険です。
鍵は抜けたとしても、その後の被害が大きくなる可能性が高いため、使用する潤滑油は必ず専用のものを選ぶようにしましょう。
針金やマチ針、爪楊枝などを入れる
鍵穴の内部をより細かく掃除しようとして、細い形状のものを突っ込むのもよくありません。
針金やマチ針などを使うと、内部まで入れることができ、汚れをかき出せる場合も多いです。
しかし無理に挿し込んでしまうと、中で折れて取れなくなり、鍵穴自体が使えなくなってしまう可能性があります。
また先端の尖ったもので内部をかき回すと小さな傷が多数ついて、それが鍵の抜き差しの妨げになることもあります。
鍵穴に鍵以外のものを挿すことはリスクが高く、失敗した場合のデメリットがあまりに多いため、避けなければなりません。
吸引や空気の吹き込みでは、きちんと掃除できているか分からないと不安になりやすいですが、メンテナンスとしてはこれで十分です。
鍵穴の掃除はリスクの低い方法で行うことが大切なため、針金類は使用しないようにしましょう。
自分で対処できない時は鍵専門業者に依頼する
対処法を試しても鍵が抜けない場合は、無理をせずに業者に連絡して対応してもらうことが大切です。
鍵が抜けない場合にも複数のケースがあり、どのパターンかによって金額は異なります。
対処 | 料金 |
---|---|
鍵を開けてもらう | 5,000円~ |
鍵を修理してもらう | 5,000円~ |
鍵の交換 | 10,000円~ |
鍵を開けてもらったり、修理してもらうだけなら5,000円からと比較的安価で済みます。
しかし鍵を折ったり、鍵穴を詰まらせたりした場合は鍵の交換が必要で、10,000円以上とコストアップするため注意しなければなりません。
また実際の金額は依頼する業者や鍵の形状、業者の営業所から自宅までの距離によっても変化します。
簡単な作業でシンプルな形状の鍵で、営業所から自宅までの距離が近いなら、安価で済むことが多いです。
反対に、鍵の交換で複雑な形状の鍵を使用していて、さらに営業所からの距離が遠い場合は、相場よりも高い費用を請求されます。
費用には材料費と作業工賃だけでなく、人件費や交通費も含まれることが多いため、距離が遠くなるほど費用も高くなると考えておきましょう。
鍵が抜けなくなる原因
鍵のトラブルを起こさないためには、なぜ抜けなくなるのか原因を知っておくことが大切です。
鍵が抜けない原因は大きく5つあり、多様な理由が考えられます。
- 鍵にゴミが付いている
- 鍵穴に汚れやゴミが溜まっている
- 潤滑油が乾いている
- 鍵または鍵穴が故障、劣化している
- 鍵穴の内部が濡れている
該当する原因によって対処法は違うため、それぞれ把握して、自宅で起きた際にどれが当てはまるか見極められるようにしておきましょう。
1.鍵にゴミがついている
鍵に付着しているゴミが原因で抜けなくなったり、鍵穴で回せなくなったりします。
ゴミがついていると鍵穴にぴったりとはまらなくなるため、詰まったり引っかかったりして抜けなくなるのです。
また鍵についたゴミが鍵穴に入り込み、それが原因で抜けなくなることもあります。
長年使っていると手垢などの汚れがつきますが、それだけでなく服やカバンなどの繊維の付着にも注意が必要です。
鍵をポケットやカバンの中に入れていると、こすれて細かい繊維が絡みつくことがあります。
目視では確認しづらいほどの細かい繊維でも、鍵の抜き差しを妨げることはあります。
ゴミを付着させないためにも、鍵は裸のまま持ち歩かずに、キーケースに入れるなどして保管することがおすすめです。
2.鍵穴に汚れやゴミが溜っている
鍵が抜けない原因は鍵本体にあるとは限らず、鍵穴が関係している場合もあります。
鍵穴も鍵と同様に、汚れやゴミがたまることがあり、それが原因となって抜き差しに支障をきたすことは少なくありません。
ゴミがたまる理由も複数あり、鍵についたゴミが内部で落ちることはもちろん、ほこりや砂ぼこりが少しずつ堆積するというケースもあります。
また鍵穴に鍵以外のものを挿してしまったり、いたずらによって鍵穴が詰められたりすることもあるでしょう。
いたずらのような外部の要因については防ぐことが難しいですが、自身の行動でも鍵穴を詰まらせてしまうことはあるため、この点は改める必要があります。
鍵穴が詰まり過ぎると掃除しても取れず、鍵を交換しなければならなくなって、高い費用がかかる場合もあるため気を付けましょう。
3. 潤滑油が乾いている
鍵の抜き差しは、時間が経つにつれてやりづらくなります。
これには潤滑油が関係しています。
鍵穴は新品の状態だと潤滑油が塗り込まれており、これによってスムーズに抜き差しができます。
潤滑油は経年劣化するので、時間が経つほど乾いてしまい、鍵の抜き差しがしづらくなるのです。
潤滑油が完全に乾いていると、金属同士がこすれ合うことになるため、鍵を挿すことはもちろん、回すのも大変になります。
また潤滑油は乾くだけでなく、鍵を回したり抜き差ししたりすることでも少しずつ剥がれていくため、使用頻度によっては早く劣化することも多いです。
スムーズな抜き差しには潤滑油の存在が必須のため、ストレスなく使い続けるためには、鍵穴専用の潤滑油を継ぎ足して乾かないようにしなければなりません。
4. 鍵または鍵穴が故障、劣化している
鍵や鍵穴は使い方次第で長持ちしますが、それぞれ金属であるため、どうしても時間の経過によって劣化します。
鍵は長く使っていると錆たりすり減ったりして、最初の形状から変化することも少なくありません。
鍵と鍵穴の作りは精巧で、ほんの少し形が変わるだけで抜き差しすらままならなくなることもあります。
また鍵本体に問題がなくても、鍵穴が劣化や故障していることもあり、この場合も同様にスムーズな抜き差しが難しいです。
寿命による劣化や故障は免れないため、対処法を試してもどうにもならないなら、修理や交換が必要になります。
5. 鍵穴の内部が濡れている
鍵穴に汚れやゴミがたまっていると、鍵が抜けなくなるということはイメージしやすいですが、実は内部が濡れている場合にも抜き差しに支障をきたすことがあります。
なぜなら鍵穴が濡れることで、内部にたまっている砂埃やほこりなどが固まってしまうためです。
乾いた状態なら、多少の汚れが詰まっていても抜き差しは問題なくできますが、濡れて固まっていると、微量でも扱いづらくなることがあります。
もちろん、乾燥すると元通りにスムーズに使えるようになりますが、雨の日や湿気の多い日などは、普段より抜き差ししづらくなりやすいです。
また濡れることで錆の発生につながることもあり、長期的な目で見ても、湿気や水濡れには注意しなければなりません。
雨や湿気の多い日に限って抜き差しがしづらいと感じるなら、内部にゴミや錆が詰まっている可能性を疑ったほうがよいでしょう。
鍵と鍵穴のメンテナンス方法を紹介
鍵や鍵穴にも寿命があるため、いつかは使えなくなります。
しかし長持ちさせることは可能で、スムーズに使い続けたいなら、こまめにメンテナンスをすることが大切です。
部分 | メンテナンス方法 | ||
---|---|---|---|
鍵 | 使わなくなった歯ブラシで鍵を磨く | ||
鍵に鉛筆の芯を塗りこみ潤滑油代わりにする | |||
鍵穴 | 3~6カ月に一度は鍵穴専用の潤滑剤を使用する | ||
1カ月に一度は掃除機やエアダスターなどでゴミを取り除く |
鍵と鍵穴のそれぞれにメンテナンス方法があるため、両方ともこまめに行い、よい状態をキープしましょう。
【鍵】使わなくなった歯ブラシで鍵を磨く
鍵は磨いて汚れやゴミを落とすことが大切ですが、使用済みの歯ブラシなどを使って磨くことがおすすめです。
歯ブラシに限らず、ブラシ類なら問題ありませんが、持ちやすさや入手のしやすから考えると、歯ブラシがもっとも適しています。
鍵を磨く歯ブラシは、できるだけ毛先が細かいものがおすすめです。
毛先が細かいほど、細部のくぼみまで掃除できるため、汚れやゴミを落としやすくなります。
さらに、毛先の柔らかさも重要で、あまりに硬すぎると鍵を傷つけてしまう可能性があるため、注意しなければなりません。
磨く際には水をつける必要はなく、乾いたままで問題ありません。
洗剤などもつけなくて構わないため、乾いた状態で、優しく丁寧に磨くことを心がけましょう。
【鍵】鍵に鉛筆の芯を塗りこみ潤滑油代わりにする
手軽に使える潤滑油の代用品として、鉛筆の芯が挙げられます。
鍵に鉛筆の芯を塗り込むことで潤滑油の役割を果たしてくれるので、抜き差しがしづらい場合は試してみるとよいでしょう。
潤滑油代わりになるのは、鉛筆の芯に含まれる「黒鉛」という成分が関係しており、これが鍵の滑りをよくします。
黒鉛は、オイルのように鍵穴内部で固まる心配がないため、詰まる原因にならずに安心して使えます。
ただし鉛筆の芯の効果は長くは持たないため、あくまで応急処置として使用するに過ぎません。
抜き差しがしづらくなったと感じるなら、早めに鍵を交換するか鍵穴のメンテナンスをして、それぞれの状態をよくしておくことが大切です。
また鉛筆の芯を塗り込むのは鍵本体で、鍵穴に挿し込むと芯が折れて詰まる危険性があるため行わないようにしましょう。
【鍵穴】3~6カ月に一度は鍵穴専用の潤滑剤を使用する
スムーズに鍵を使い続けるためには、鍵穴の滑りをよくする必要があります。
新品のときに塗り込まれている潤滑剤は時間の経過によって乾くため、3~6カ月程度で新たに潤滑剤を塗り込むようにしましょう。
使用するのは鍵穴専用の潤滑剤で、一般にイメージされる潤滑剤とは全く性質が異なります。
そもそも鍵穴に使用する潤滑剤はパウダータイプで、油分が含まれていません。
オイルで代用できない最大の理由はここにあり、専用の潤滑剤以外は詰まりの原因になるため使用は避けるべきです。
潤滑剤はメーカーによって違いますが、500~2,000円程度で購入できます。
どのメーカーの潤滑剤でも使用できますが、できるだけ鍵や鍵穴のメーカーに合わせたものを使用すると長持ちしやすいです。
【鍵穴】1カ月に一度は掃除機やエアダスターなどでゴミを取り除く
潤滑剤よりも短いスパンで行いたいメンテナンスが、鍵穴の掃除です。
掃除機やエアダスター、空気入れなどを使用してこまめに行いましょう。
ゴミを取り除いておくことで、詰まりの原因をより確実に防ぎやすくなり、常にスムーズに鍵を使用できます。
また掃除が行き届いていると、抜き差しがしづらくなる雨の日でも、湿気による影響を受けずに済むことが多いです。
きれいな状態を保つことで鍵穴自体の劣化を防ぐことができ、余計なものが入っていないことで使用時に鍵を傷つける心配もありません。
こまめに掃除するほど鍵は長持ちさせやすいため、最低でも1カ月に1回のスパンで行うことは意識しておきましょう。
車の鍵が抜けなくなった時の2つの対処法
鍵が抜けなくなるシーンとしては、自宅だけでなく車も挙げられます。
車の鍵が抜けないときも焦ることが多いですが、対処法はあるため、冷静に対応することが大切です。
- ハンドルを左右に回してみる
- シフトレバーがPに入っているか確認する
基本的にはどちらかの方法で抜けることが多いのですが、どうしても抜けない場合は無理に抜こうとせずに、修理工場やディーラーに修理を依頼しましょう。
ハンドルを左右に回してみる
車の鍵が抜けない原因としては、ハンドルロックがかかっていることが考えられます。
ハンドルロックは盗難防止の機能で、鍵を挿していない状態でハンドルを切った際にかかってしまいます。
ロックがかかってしまった場合は、鍵を回しながらハンドルを左右のどちらかに切りましょう。
メーカーによって向きが異なりますが、どちらかにハンドルを切ることで、ロックが解除されて鍵も抜けるようになります。
ロックがかかると、ハンドルを無理に動かそうとする人が多いのですが、鍵を回しながらでなければ動きません。
盗難に入られた場合だけでなく、ふとした拍子にぶつかるなどして誤動作でロックされることはあるため、解除方法は覚えておきましょう。
シフトレバーがPに入っているか確認する
車の鍵を抜くためにはシフトレバーの位置も重要で、抜けない場合はP(パーキング)に入っているか確認しましょう。
シフトがPになっていないと、ロックがかかって抜けなくなることがあります。
これは「キーインターロック」という、オートマの車に採用されている機能が働いているためです。
この場合は、シフトレバーをPに戻すとロックは解除されるため、停車時にはシフトレバーの位置を目視で確認するようにしましょう。
まとめ
今回は、鍵が抜けなくなってしまった時の対処法や原因について紹介しました。
自宅から車まで、鍵が抜けなくなるシーンは多く、いざ抜けないとなると焦ってしまうことも少なくありません。
しかし慌てて無理に引き抜こうとすると、鍵が曲がったり折れたりして、さらなる被害を生んでしまいます。
この記事で紹介したメンテナンス方法を参考にして鍵が抜けるトラブルを防ぎ、万が一抜けなくなったときは、対処法をひとつずつ試して解決しましょう。