工事不要でスマホと連動できるスマートキー(スマートロック)は部品代だけで5千円~3万円ほどです。取付作業は基本的に自分でできるため業者に依頼する必要はありません。ただし鍵がドアノブと一体型になっている場合はスマートロックを取り付けできないため、業者に依頼するなどして交換してもらう必要があります。
スマートロックを取り付けできるようにドアノブを交換してもらう費用は1万円~3万円ほどかかります。
目次
スマートロックの価格一覧
製品別に、スマートロックを購入する価格は次の通りです。
・Qrio Lock(キュリオロック) Q-SL2 25,300円
・SESAME4(セサミ4) 5,478円
スマートロックの製品は大変多く出回っていて選ぶのが大変です。性能差や使用感はどれもそこまで変わりません。品質重視のキュリオ、価格重視のセサミのどちらかを選べば間違いないでしょう。どちらもユーザーの口コミが多数あり評価も高いです。
Qrio Lock(Q-SL2) 公式サイトはこちら
セサミ4 公式サイトはこちら
キュリオとセサミ おすすめはどっち?
品質と信頼感で選ぶなら大手ソニーの国産製品である「キュリオロック」がおすすめです。しかし価格の安さを重視するなら海外製品ながら日本語に対応している「セサミ」がおすすめです。ハンズフリーやタッチレス、オートロック、スマホでもアプリを使って開けられるなどメインの機能はどちらにもついています。
機能や使用感、デザインはどれもほぼ同じなため、メーカーで選ぶか、価格で選ぶかの違いと考えれば分かりやすいかと思います。
スマートロックの危険性は?防犯性は高い?
スマートロックの危険性および防犯性は高いとも低いともいえません。なぜならスマートロックは扉の内側のサムターンに取り付けるものなので、扉の外の鍵穴の防犯性に左右されます。防犯性を高めたいなら外の鍵穴は「ディンプルキー」で対策していれば問題ないでしょう。
ディンプルキーの交換費用について詳しくはこちら⇒ディンプルキーの鍵交換費用はいくら?
スマートロックの安全性は?
スマートロックの安全性については基本的に問題ありません。外からハッキングされてしまうのではないか、と心配されるかもしれませんが、普段使っているスマートフォンと同じで通信が暗号化されています。スマホが突然、遠隔で第三者にハッキングされることがないように、スマートロックも外部から突然ハッキングされるようなことはありません。
スマートロックの弱点は?
スマートロックの一番の弱点は「通信障害に弱い」ことです。携帯電話キャリアやインターネットの通信障害によってスマートロックが操作できなくなるケースが考えられます。あまり頻繁に起きることではありませんが、実際に携帯電話の通信障害によるトラブルやスマートロックのサービスを提供している会社のサーバーがダウンするなどして社会的な問題になったことがあります。
スマートロックの寿命は何年?
スマートロックの寿命は7年間です。電子部品や導線の通電時の発熱による酸化・帯磁による経年劣化などが製品に影響を与えることのない年数を基準としています。これは日本ロック工業会が定めた「錠の耐用年数についてのガイドライン」に基づくものです。
スマートロックの利便性・特徴は?
スマートロックの最も高い利便性は「ハンズフリー」「オートロック」「専用アプリで遠隔操作」が特徴として挙げられます。鍵を施錠・開錠するのにキーを取り出す必要がなく、鍵の閉め忘れ防止に自動施錠されるオートロック機能など生活の質を向上させる利便性があります。専用アプリで遠隔操作すれば合鍵を渡さなくても友人などを部屋に招くことができます。
スマートロックの開け方は?
スマートロックを開け方は「アプリで操作」「ICカード」「専用キーやスマホを近づける」いずれかの方法が主なものです。従来の鍵のようにキーを刺して回す必要がなく、ストレスフリーで鍵の施錠や開錠ができます。もしスマホの充電がなくなっても鍵穴があるため、従来のキーを差し込んで開けることもできます。
スマートロックとは?概要を解説
スマートロックとは鍵の操作をスマートフォンで操作できる電子錠のことをいいます。広い意味では電子錠の一種なのです。工事が不要で扉の内側に簡単に取り付けられる製品が数多く販売されていて普及しています。